小出先生 2011/8/16のお話(原子力学会は責任を追及しない、謝罪もしていない)

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そして、小出先生のお話、日本原子力学会の動きについて、研究者、電力会社、メーカーの社員もいる組織なのです。「原子力村の人とかぶっている」、原子力村は政治家、産官学、アカデミズムの人も入っています。この学会、小出先生入られて(70年~80年)、しかし、辞めた(永岡注:小出先生、関西電力の社長が会長になったときに辞めたと著書で書かれていました)、この学会が声明を出して、福島事故の原因調査をする委員会に、「事故の調査で、個人の責任追及をするな」と言っているのです。この意味は、これまでも、「原子力の世界は個人としての責任を取っていない」、これからも取らないための声明でしかないのです(それ以外の意味は見つからない)。



 連絡調整した人にも責任を取らない=情報隠しも問わない、原子炉の設計、建設、審査に関しても責任追及をしないと言っています。これまでも、原子力の世界はこうやって、事故を起こした、個人の責任を逃れる人たちなのです。犯人探しになったら真実を語る人がいないと言い訳しているものの、そもそも、事故調査委員会は個人の責任追及をしないと言っており、推進派の免罪をすることが決まっているので、「この調査委員会はだめ」なのです。畑村委員長を任命したのは菅総理であり、小出先生、声明に驚き、呆れ、この人たちは変わらないと思われたのです。



 しかし、16名の学者が責任を認め謝罪しているのです。本人が責任を認めているのに、原子力学会は原子力を守ろうとしているのです。



 原子力学会会長、原子力が人類のエネルギー解決に不可欠と言っており、小出先生、「話にならない」と言われて、しかし、専門家が日本、地球のために考えてほしいのですが、専門家が変わらなかったら変わらない、専門家も一人ひとりの人間であり、人生は一度であり、どう生きてどう責任を取るか考えてほしい、このような悲惨なことを見て、責任を取らないとは、自分の命をどう思っているのか、と小出先生言われました。



 16名の中には、原子力安全委員会の住田さんもいられて、現職安全委員長も謝罪しているのに、原子力学会を変えていないのです。小出先生、「16名の謝罪眉につばをつけている」、この人たちも、振ってきた旗を降ろしていないのです。



 専門家の姿勢が問われているのです。「小出先生の言うとおりに事態はなったと、謝罪した人は一人もいない」のです。



 政府の人選の問題でもあり、平野さん、刑事事件になってもおかしくないと言われ、政府が責任逃れのためにやったと言われ、小出先生、同意されました。



 私は、サラリーマン時代に、日本の社会組織の封建制、官僚制をいやというほど見せ付けられましたが、今回の事故は、日本の官僚、封建体制の必然と、今日の小出先生のお話を聞いて確信しました。なお、本日の後半は学生さんのお話で、これの書き起こしはパスさせていただきます。小出先生のお話、明日もお伝えする予定です。

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